2018 モスカート・ダスティ

辛口ワインが苦手な方に
お出しできるようなワインを探していた
時はまだ2019.12月

でも極甘口はちょっと違うかな
なんて勝手に思っていたら

夫が
エノテカさんでこちらを購入してきてくれた
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°





生産地:イタリア/ピエモンテ
生産者:SARACCO サラッコ
品 種:モスカート・ビアンコ・カネッリ(100%)
タイプ:甘口白(微発砲)
価 格:2,420円で購入


★ワタシの感想↓

色合い
シュワッとした泡が立つ
アイボリークリーム色

香り
香り高いマスカット
青いメロン

味わい
甘いマスカットの味わいが
バブルに包まれて流れていくので
甘だるさはそれほど重く感じない

完熟マスカットを皮をまるごと噛んだような
果実感がある
ユリの花
かすかなワックス

加糖ではない
ストレートマスカットジュースのよう



さてワタシの感想がまだまだ
表層に過ぎないことを

石田博氏が投影してくれている



ぜひ読んでみてください(;・∀・)
奥行きを感じられます



イタリアの甘口微発泡ワイン
モスカート・ダスティは
1度頂いてみたいと思っていた


アルコール度数が5%台と低く
・お昼時にお菓子などと共にお出ししやすい
・辛口が苦手な方にも
そんな来客の時に良いかもしれない

と考えていたからだ


このモスカート・ダスティは
私の好みを置いておけば
おそらく
モスカート・ダスティの中では
トップクラスなのかもしれない
上品で品質が高いという部分は
感じ取れてはいた
うっすらだけど…

その言葉にできない部分を
石田博氏が
テイスティングノートに書いてくれている

(*ノωノ)

*以下“”内はテイスティングノートのより抜粋


“青りんご
グリーンマスカット
キーライム”

果実の表現に続き
それ以外の部分を
石田博氏は

“ライラックやユリの香りは華やかさと上品さを、コリアンダーシード、ワックス、石灰が深みを”

と表現してくれていて
そのあと
泡の状態へと続いて
このワインを

本格的な造りの
シリアスなモスカート・ダスティだと
締めくくってくれている


本当にまったくその通りだと
読み終わって
気づく(笑)

だけれども
ライラック・ユリ・
コリアンダーシード
ワックス
石灰

この部分は
とてもわずかであるので


フルーティで
チャーミングだけでは
終わらない
モスカート・ダスティだなという
少しのエッセンスとしてしか
感じ取れない


今回は
石田博氏のテイスティングノートが
自分のバイアスに
気づかせてくれた

ワインの世界も
ぐるりと
360℃見渡すには
投影を用いるしかないのだろうか



さてさて
ペアリングは…



スーパーで
350円ほどのフルーツタルト
を合わせてみた


甘い×甘いが

自分の胃腸を
直撃し

人には
それぞれ
体質というものがあることを忘れていた

(笑)


甘すぎるデザートは
ワタシには無理だったようだ
(;・∀・)



というわけで
個人的には
ワインのみで頂く方が美味しかった✨


来客用として
どうしたものかと悩みつつ
結局お流れしたのだけれども


またひとつ
新しいワインを知ることができて
良い経験となった



ちなみに
スクリューキャップなので
来客時にも
気軽にお出しできる要素ありと
付け加えての忘備録とする











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