2009 ドン・ペリニヨン

とある夫の誕生日

はじめてのドン・ペリニヨンで

お祝いとなった

ワタシが
ドン・ペリニヨンに持つイメージは…
リッチな人たちが
夜の街でくりひろげる
お戯れのアイテム

シャンパンタワー
ドン・ペリ入りましたぁ~
みたいな

1980年1990年代
テレビドラマの影響か
勝手であり
貧相なイメージだと
我ながら思う…

バブルがはじけた後に
社会人になったのと
庶民なので豪遊とは無縁であった

高級なお酒
一生飲むこともないだろう
と思っていた

月日は流れ
今は一切テレビを見ない
アラフォーとなった
以前は
テレビの無い旅館なんて
信じられない!
というぐらいテレビ漬けだったのに…

といっても
テレビから
スマホへ
そしてパソコンにて
某プライムを観ているので
コンテンツが
変化しているだけかもしれないが…

今観ている「舟を編む」は
PHSの登場の時代
電子辞書へと移り変わっていく頃

「ことば」の変化がガタゴトと音を立てて
いる様がよく観てとれる

視聴し終わった「西の魔女が死んだ」は
おばあさんの時間の流れが
心地よかったし

それぞれの反応点がどう
からみあっているか?
という視点で観ても面白い

そして何より
登場人物のことばが
染み入る映画だ

余談はさておき
勝手にチャラチャラとした
イメージを持つ
ドン・ペリニヨンは
いかに…



★2009 ドン・ペリニヨン

生産地:フランス/シャンパーニュ
品 種:シャルドネ/ピノ・ノワール


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★ワタシの感想↓

ほのかなヨード香
とても
上品なグレープフルーツの果実香

卵型のグラスなのに
泡が勢いよく現れる
フィギュアスケートの
スピンのよう


口に含むと
グラスの形もあるかもしれないけれど

泡の気泡はあるのにない
ないけどある

今まで味わったことのない
舌触りだ

非常になめらかという表現では
足りない


たまたまを
形にするというのは
研鑽の証

【再現性】
ほど
今に向き合うことはないだろう

ドン・ピエール・ペリニヨン
という人物が修道士の
酒庫係であったという背景も
興味深い

発明部分の史実は
知る由もない部分も
あろうかと思うけれど

葡萄と対話し
理論化し

その研鑽がないと
このワインはつくれないだろう

ということだけは
感じることができた

ワタシも料理をすると
たまたま美味しくできた
ということはある

でも
毎回出来栄えを同じにしていく
というのは
非常に難しい

そば屋さんでも
ラーメン屋さん
うどん屋さん
ゆがき具合の感覚

芸術でも
なんでも

自分だけではなく
人々への
共通認識としての
創作は
どのように拡がりをみせるのだろうか

人の創りしものには
意識が入るが

ドン・ペリニヨンは

葡萄を介して

共通認識にまで
知性をもたらす





黄金やブリオッシュなど
そのような味わいの表現が
うすい花びらのように
散ってゆく

黒い大海の中で
知性という光を浴びながら

存在しえたワイン


今回は
そんなレポートとなった



*********

ドン・ペリニヨン
今までの短絡的な
イメージが吹っ飛び

経験してはじめて
またそのワインのもつ
一面を感じることができるのだぁと
思った

さて
そんな知性のドン・ペリニヨンに…


まだまだ修行以前の問題であーる
ワタシ…の家庭料理…(;'∀')
これも経験だから
ブログしておこう



ワインウエアハウスさんで食事をした時の
模様を真似して

食卓のお水差しを
ワインボトルにしてみた




牛冷しゃぶのサラダ



トマトスープ

夫から
大好物エビフライの
リクエストを頂いたので

お応えいたしました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°





プレゼントが買えなかったので…
お料理がプレゼント?
となった(笑)

元気がなにより✨
おめでとうございました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°



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